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JSTQB認定テスト技術者資格とは?各コースの合格難易度と費用・勉強方法

JSTQB認定テスト技術者資格とは?各コースの合格難易度と費用・勉強方法
資格試験・対策

更新日:

2026.03.19
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執筆: Qbook編集部

ライター

ソフトウェア開発の現場においては、体系的な知識や実務に基づいたスキルが求められます。これらを客観的に示す方法として、さまざまな資格制度が利用されています。

その中でも、ソフトウェアテストの分野に特化した資格として広く認知されているのが、JSTQB 認定テスト技術者資格です。

本記事では、JSTQB 認定テスト技術者資格について、難易度や取得するメリットをご紹介します。

記事の後半では、申込方法や受験費用、勉強方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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もくじ
  1. JSTQB 認定テスト技術者資格とは
    1. 資格の概要
    2. JSTQBとISTQBの関係性
    3. 資格の目的
  2. JSTQB 資格試験の難易度
    1. Foundation Level|平均合格率は約70%
    2. Advanced Level|平均合格率は約30~40%
    3. 特定分野の資格
  3. JSTQB 資格を所有する3つのメリット
    1. エンジニアとしてのスキルアップにつながる
    2. ソフトウェアテストに関する共通理解が持てるようになる
    3. ソフトウェアテストの客観的なスキルの証明になる
  4. JSTQB 資格の基本情報
    1. 受験方法・試験日
    2. 受験料
    3. 出題形式
    4. 合格ライン
  5. JSTQB 資格試験の勉強方法
    1. eラーニング講座やアプリを活用する
    2. JSTQB公式シラバスを読む
    3. JSTQB公式の過去問解説・サンプル問題を見る
    4. 参考書を買って勉強する
  6. JSTQB 資格試験に関するQ&A(よくある質問)
    1. Q1.JSTQB資格に有効期限はありますか?
    2. Q2.独学での勉強時間はどのくらい必要ですか?
  7. まとめ

1.JSTQB 認定テスト技術者資格とは

JSTQB 認定テスト技術者資格とは、JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が主催・認定するソフトウェアテスト資格です。

まずは、資格の概要や目的について整理しましょう。

1-1 資格の概要

JSTQB 認定テスト技術者資格では、ソフトウェアテストの知識やスキルを要求される問題が選択式で出題されます。正答率が一定の基準に達すると合格となり、テスト技術者としての知識やスキルを客観的に証明することができます。

合格のためにはソフトウェアテストの基本概念や用語、テスト設計・テストマネジメントなどを、体系的に理解する必要があります。世界的に通用する資格であり、エンジニアを中心に、多くの企業や組織でスキル指標として活用されています。

1-2 JSTQBとISTQBの関係性

JSTQBは「ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)」の加盟組織として認定されています。

ISTQBは、各国のテスト技術者認定組織が加盟している国際組織です。ソフトウェアテストに関する知識体系や資格制度を国際的に統一する枠組みを担っています。

JSTQBの資格制度もこの基準に準拠しているため、JSTQBの認定資格は国内にとどまらず、世界的に通用する国際資格と位置づけられているのです。

1-3 資格の目的

JSTQB 認定テスト技術者資格の目的は、ソフトウェア品質を支えるテスト技術を体系化し、正しい知識と考え方を持つ技術者を育成することです。

現代では、スマートフォンから社会インフラに至るまで、あらゆる場所でソフトウェアが稼働しています。ひとたび不具合が起きれば、その影響は計り知れません。ソフトウェアの普及や高度化とともに、確かな品質担保に不可欠なテストの重要性は高まっています。

信頼できるソフトウェアテストを漏れなく効率よく実施するためには、テストに関する専門的な知識や経験が欠かせません。テスト技術が十分でなければ不具合を見落とし、市場でのトラブルやシステム障害につながる恐れがあります。

また、非効率なテストは作業工数を圧迫し、開発プロジェクトやリリースの遅延を招く原因にもなります。こうした背景から、ソフトウェアの品質を確保・維持し、テスト技術を高めるために設けられたのがJSTQB 認定テスト技術者資格です。

2.JSTQB 資格試験の難易度

JSTQB認定資格には、基礎レベル「Foundation Level」と上級レベル「Advanced Level」の2段階があります。
それぞれの概要と難易度について解説します。

2-1 Foundation Level|平均合格率は約70%

Foundation Level は、ソフトウェアテスト技術者の入門的な位置付けの資格試験です。

ソフトウェアテストに携わる方はもちろん、ソフトウェア開発に携わる全てのエンジニアにもおすすめできる資格です。
資格取得に向けた学習を通して、ソフトウェアテストの基本的な考え方をひと通り学べます。

試験では特定の分野だけではなくソフトウェアテスト全般に対する理解が求められます。

近年の平均合格率は約70%です。計画的に学習を進めれば十分に合格を狙えるでしょう。

なおFoundation Levelには、一般的な内容が対象となる資格だけでなく、自動車ソフトウェア分野に特化した資格もあります。
こちらの平均合格率は40~60%程度と差があります。

2-2 Advanced Level|平均合格率は約30~40%

Advanced Level は、ソフトウェアテストの実務経験を積んだ上級者を対象とした資格です。
Advanced Levelの資格種別はテストマネジメント・テストアナリスト・テクニカルテストアナリストの3種類です。

Advanced Level試験を受験するためには、前提としてFoundation Level試験に合格している必要があります。また、テストマネジメントの場合は、ソフトウェア開発やソフトウェアテストなどの業務経験が3年以上必要です。

なお、テクニカルテストアナリストは2025年10月時点だと日本では実施されていません。現時点では、テストマネジメントとテストアナリストの2種類の資格試験のみ実施されています。

  • テストマネジメント...テスト戦略やテスト計画、リスクマネジメントや欠陥マネジメントなど、テスト全体のマネジメント知識が試される試験です。
  • テストアナリスト...テスト技法によるテスト設計や使用性のテストなどの検討を行う能力が試される試験です。

Advanced Levelの近年の平均合格率は約30~40%です。
Foundation Levelと比べて難易度は高く、より実務に即した知識や応用力が求められます。

2-3 特定分野の資格

上記で紹介した資格は、Core(主要)分野の資格となっており、特定の分野に依存しない一般的な知識が求められます。

それに対して、特定分野に特化した資格試験も存在します。

  • テスト技術者資格<自動車ソフトウェア担当者>試験

こちらの試験に関しても、前述のFoundation Level試験に合格している必要があり、
平均合格率は40~60%程度となっています。

3.JSTQB 資格を所有する3つのメリット

JSTQB認定テスト技術者資格はソフトウェア開発やソフトウェアテストの技術者が対象となる資格です。取得しておくメリットを3つご紹介します。

3-1 エンジニアとしてのスキルアップにつながる

JSTQB認定テスト技術者資格の取得を目指すことで、テストエンジニアやQAエンジニアとしてのスキルアップにつながります。

独学や現場経験だけでは、誤った理解のまま知識が偏ってしまったり、必要な知識が抜け落ちていたりするケースも少なくありません。
しかし、JSTQBのシラバスに沿って体系的に学習すれば、必要な知識を漏れなく身につけ、誤った理解を正すことも可能です。

仮に合格に届かなかったとしても、学習で得た知識は決して無駄になりません。エンジニアとしてより高みを目指すのであれば、資格取得を目指すことに損はないでしょう。

3-2 ソフトウェアテストに関する共通理解が持てるようになる

資格を取得することで、関係者間でのソフトウェアテストに関する齟齬をなくし、共通の理解を持てるようになります。

例えば、ソフトウェアテストで用いられる用語には、エラー・欠陥・バグ・不具合・故障など、似たような意味の言葉が複数存在します。
同じ言葉でも人によって認識が異なると、誤解や意思疎通のミスにつながりかねません。

その点、JSTQB認定資格の取得を目指して学習すれば、標準化された知識と理解を身につけられます。
基礎知識を揃えることで、誤解や認識のズレを減らせます。

3-3 ソフトウェアテストの客観的なスキルの証明になる

JSTQBは第三者機関による認定資格であるため、客観的にスキルを証明できます。

特にAdvanced Levelは平均合格率が30〜40%程度と高難度で、テスト技術の習熟度の高さを証明しやすい資格です。
資格を所有していれば、プロジェクトでのリーダー選出や社内評価、転職活動などで優位に立ちやすくなるでしょう。

知識を体系的に学び、資格を取得した実績は、キャリアアップの後押しとなります。

4.JSTQB 資格の基本情報

次に、JSTQB資格の受験方法・試験日・受験料についてご紹介します。

4-1 受験方法・試験日

JSTQB資格試験は、CBT(コンピュータ・ベースト・テスティング)方式で実施されます。
これは全国の指定会場へ行き、PC上で問題を解く受験方法です。

試験は年間を通して開催されており、希望する日程で受験できます。
受験の際には、CBT を運営するピアソン VUE の申し込みページから手続きを行いましょう。

申し込みの際に「JSTQB 認定試験申し込み Web サイト」のアカウントが必要になります。
ピアソン VUE の申し込みページのリンクから「JSTQB 認定試験申し込み Web サイト」に移動してアカウント登録を行いましょう。

4-2 受験料

試験料は「Foundation Level」も「Advanced Level」も22,000円(税込)です。(※クレジットカード払い)

4-3 出題形式

出題範囲は ISTQB テスト技術者資格制度のシラバスから出題され、設問に対して複数の選択肢の中から正しい解答を選ぶ選択問題形式です。難易度や試験区分を問わず、基本的に記述式の出題はありません。

4-4 合格ライン

JSTQBの合否判定は、ISTQBのルールに準拠して行われます。Foundation Level・Advanced Levelともに、正答率65%以上が合格ラインです。

たとえば、Foundation Levelでは40問の出題がされるため、26問正答すれば合格となります。Advanced Levelでは区分によって問題数が異なるため、あらかじめ公式サイトやシラバスで確認しておきましょう。

5.JSTQB 資格試験の勉強方法

ここでは、JSTQB資格試験の合格に向けた代表的な勉強方法を4つご紹介します。
自分に合った方法を組み合わせるのがおすすめです。

5-1 eラーニング講座やアプリを活用する

JSTQBの資格試験準備には、試験対策のeラーニング講座・アプリを活用する方法があります。

知識を定着させるには、読み物でのインプットだけではなく実際に演習問題でのアウトプットによる理解度の確認をすることが重要です。

当社が提供するeラーニング講座や資格取得アプリ「テス友」など、既存の講座・アプリを活用して効率的に勉強しましょう。

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JSTQBに審査をいただき、JSTQB ALTM試験対策講座に対して適格性認定(Accreditation)を獲得いたしました。

公認化の審査に際して、JSTQBより頂戴したご指摘を踏まえた内容の見直しを行い、コンテンツを全面刷新しています。更にわかりやすく、試験合格を目指す皆様にお役立ていただけます。

なお、既にご購入いただいている方は自動的に公認コンテンツへとアップデートされます。

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「ソフトウェアテスト資格完全攻略 テス友」は、Qbookに登録することでご利用いただける、テスト技術者資格認定の勉強用アプリ/ウェブサービスです。

5-2 JSTQB公式シラバスを読む

公式サイトからダウンロードができるシラバスを教材として使用する方法です。

シラバスに記載された専門用語の意味を調べることができる用語集へのリンクも用意されているので、シラバスで分からない用語が出てきたら活用すると良いでしょう。

ですが、テストアナリスト試験におけるテスト技法のような、具体的な内容の理解を求められる箇所もあるため、追加で必要な知識を参考書などで補う必要があります。

5-3 JSTQB公式の過去問解説・サンプル問題を見る

過去問解説やサンプル問題を見ることで、JSTQB資格試験の雰囲気を体験できます。
本格的な勉強を始める前に、試験の形式や出題傾向を把握するために活用すると良いでしょう。

現在、JSTQBの公式ページで公開されている過去問解説をご紹介します。

・Advanced Level テストアナリスト過去問題解説

5-4 参考書を買って勉強する

市販されているJSTQB資格試験用の書籍教材を使用する方法です。
書籍教材を読み込んで独学で勉強したい方におすすめします。

ただし、現状日本ではFoundation Level の参考書は販売されていますが、Advanced Levelの参考書は市販されていません。

6. JSTQB 資格試験に関するQ&A(よくある質問)

実際にJSTQB 認定テスト技術者資格の受験を検討する段階になると、細かな疑問が浮かんでくる方も少なくないのではないでしょうか。そこで、JSTQB 資格試験について多くの受験希望者が抱える質問をQ&A形式でまとめました。

6-1 Q1.JSTQB資格に有効期限はありますか?

JSTQB 認定テスト技術者資格に有効期限はありません。一度合格すれば、Foundation Level・Advanced Levelともに永久的に有効で、更新手続きや再試験は不要です。

そのためJSTQB資格は、転職やキャリアアップの場面で長期的にスキルを証明する材料として役立ちます。定期的な更新費用や講習が必要な資格とは異なり、維持コストがかからない点は大きなメリットといえるでしょう。

6-2 Q2.独学での勉強時間はどのくらい必要ですか?

参考までに、各試験区分のシラバスで記載されている「最低限必要な講義時間」は、次のとおりです。試験区分にもよりますが、少なくとも20時間前後の勉強時間は必要と考えてよいでしょう。

試験区分 最低限必要な講義時間
Foundation Level 18時間55分
Advanced Level:テストマネジメント試験 22.75時間
Advanced Level:テストアナリスト試験 20.5時間

ただし、必要な勉強時間は試験区分だけでなく、学習方法や前提知識・実務経験の有無によっても変わります。また、Advanced Level試験はFoundation Levelの合格が前提となるため、実際にはFoundation Levelの勉強時間を含めて計画する必要があります。

ここで示した時間は、あくまで目安として参考程度に捉えておきましょう。

7. まとめ

「JSTQB 認定テスト技術者資格」は、JSTQBが運営している認定資格で、世界的に通用するソフトウェアテストに関する国際資格です。

JSTQB 認定テスト技術者資格試験の勉強をすれば知識も体系的に習得することができ、Advanced Levelを取得すれば高いスキルを持つエンジニアの証明にもなります。

高いスキルを持つエンジニアがいることで、組織は業界内での信頼を得やすくなり、プロジェクトの受注拡大にも繋がります。ソフトウェアテストに関する共通理解が持てる点も、実務における大きなメリットといえるでしょう。

エンジニアとしてのスキルアップのためにも、eラーニング講座やアプリ等を活用して資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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